なぜ地球磁極は逆転するのか?

太陽黒点数/オゾン全数/エルニーニョ/太陽活動と米国日本の地磁気変動を追います!

5月度その9: 太陽黒点シリーズ ➡ 4月度黒点数に関し、三鷹さん見解でる!

 

 

太陽黒点シリーズ ➡ 4月度黒点数に関し、三鷹さん見解でる!

 

5月19日に「4月度の黒点数」に関して三鷹さんの見解が公開されましたので、アップさせて頂きます [国立天文台 太陽観測科学プロジェクト 三鷹太陽地上観測]

 

その前に、先日報告した4月度の黒点数を再度アップ致します:

2016年5月〜2020年4月迄・48ヶ月間の太陽黒点数推移

三鷹太陽地上観測さん測定の月平均黒点数・48ヶ月(4年分)を表示(©国立天文台)。

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2020年04月は平均4.52個、  北は1.52、  南で3.00

2020年03月は平均0.55個、  北は0.00、  南で0.55

2020年02月は平均0.52個、  北は0.52、  南で0.00

2020年01月は平均4.60個、  北は2.40、  南で2.20

2019年12月は平均0.61個、  北は0.00、  南で0.61

2019年11月は平均0.52個、  北は0.52、  南で0.00

 

以下、三鷹さんの見解(抜粋)です:

4月は黒点観測を23日間実施し、黒点相対数の月平均値は4.52 (北半球 1.52、南半球 3.00) となり、2月・3月の低調な活動から転じてやや活発黒点出現状況でした。

 フレアに関する見解も出ていて、

黒点出現の増加と併せて、太陽フレアも多く観測されました。4月はX線強度でB4.5を筆頭にBクラスのフレアが7回発生しましたが、このうち6回は活動領域NOAA 12759によるもの (残り1回はNOAA 12762で発生) でした。これらのフレアは、規模こそ小さいですが第25周期の活動領域で起きたフレアであり、太陽活動の高まりを示すものとして注目されます。

活動領域NOAAナニガシと言うのは、黒点活動領域の番号で、サイクル25の黒点領域で発生したフレアである、と言っているのだと思います、確かに黒点活動が活発になるとフレアも多発するのですね、気が付きませんでした

三鷹太陽フレア望遠鏡でも、活動領域NOAA 12759 (図の白い四角枠内) で発生したフレアを観測できました。

https://solarwww.mtk.nao.ac.jp/jp/activity/fig1_HaMag_AR12759_202004.png

Credit: NOAJ

2020年4月4日に太陽フレア望遠鏡で撮影した太陽全面のHα線画像 (左) と赤外線偏光画像 (右) 。赤外線偏光画像では、磁場のN極を白、S極を黒で表示しています。活動領域NOAA 12759のプラージュ (明るい領域) (左パネル) と双極性磁場 (右パネル) を白い四角枠で囲んで示しています。

磁場のN極とS極は左右(東西)に並ぶのですか、、、

と言う事は、ここでは磁力線も東西に流れている?

サイクル乗り換え時期というのは、両極の磁場が最も強くなる時であったかと思っているのですが、サイクル25が進むにつれて東西にN/S極を持つ黒点が出現して、両極の磁場を弱めてゆく、という事なのでしょうか?

私、もっと勉強せねばなりません!

 

 

三鷹さん、ありがとう御座いました

今後とも、観測ならびに解説の方、よろしくお願い致します

 

 

 

 

以上です

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 本ブログ題名「なぜ地球磁極は逆転するのか?」と件名「太陽黒点数の推移を追う!」は内容に於いて一致しません。 これは、はてなブログ無料版を使っている上で成行き上そう成ってしまったからです。 これを回避するにはproに行くしかないそうです。 現在、proに移行する計画は無く、当面このままで行くしか無い状況です。 混乱させて大変申し訳ないのですが、よろしくお願い致します。

 尚、太陽の黒点に関する一般的な解説は、こちら: [太陽黒点 - Wikipedia]

 

最後まで読んで頂き、ありがとう御座いました。

 

免責:

本ブログにおけるデータハンドリングと解釈・プログラム作成・結果としての内容などに関し、本ブログ著作者はいかなる責任を負うものでもありません。

引用:

[1] 国立天文台 太陽観測科学プロジェクト 三鷹太陽地上観測

[2] List of solar cycles - Wikipedia