5月度その12:地球磁極の不思議シリーズ ➡ バンアレン帯と太陽風と磁力線の関係を探ってみよう!
地球磁極の不思議シリーズ ➡バンアレン帯と太陽風と地球磁力線の関係を探ってみよう!
カナダの地磁気振動や変動を離れ、バンアレン帯と太陽風と地球磁力線の関係を探ってみます
お付き合い頂ければ幸いです
地表の磁場強度マップ2020年は:
ESAより地球全体を示せば、
IGRF-13より北極サイドを示せば、
当ブログの磁極逆転モデルは:
1.地球は磁気双極子(棒磁石)による巨大な1ビット・メモリーである
2.この1ビット・メモリーは書き換え可能、外核液体鉄は鉄イオンと電子の乱流プラズマ状態であり、磁力線の凍結が生じ、磁気リコネクションを起こし、磁力線が成長し極性が逆で偶然に充分なエネルギーに達した時に書き換わる
3.従って地球磁極の逆転は偶然の作用であり予測不可でカオスである
当ブログの磁気圏モデルは:
朝方と夕方の地球磁力線モデルとは、
地磁気方向定義とは:
JAXAさんよりERG衛星プロジェクトと称してバンアレン帯と太陽風の関係を示す動画が提示されていました
The ERG satellite|ヴァン・アレン帯の謎に迫る!ジオスペース探査衛星(ERG) - YouTube
動画は2分20秒
例によって、スクショでポイントをアップ致しますと、
45秒辺りで、
バンアレン帯と太陽風と地球磁力線の構図が出て、太陽は右側にあり昼間部の磁力線は少し圧迫されており、夜間部は左側に延びてプラズマシートを構成しています
54秒辺りで、
北極星から見たバンアレン帯と太陽風と地球磁力線の構図が出てきます
もう少し太陽側の地球磁力線が圧迫されていると良いのですが、と言いつつ、ビクトリアの北方成分振動を見れば、1日の磁場最大値と最小値の差は18000nTのベースに対し大きくても50nT程度の差であり、50/18000=0.0028程度の振動ですから、目で見て分かるほど地球磁力線が圧迫される、という事はないでしょう
まぁ、これは想像図なんでしょう、と思って調べたら:
[ジオスペース探査衛星「あらせ」(ERG) | 科学衛星・探査機 | 宇宙科学研究所] より
打ち上げ目的が:
地球近傍の宇宙空間であるジオスペースには、メガエレクトロンボルトを越える高エネルギーの粒子が多量に捕捉されている放射線帯(ヴァン・アレン帯)が存在している。
この放射線帯に存在する、太陽風の擾乱に起因する宇宙嵐にともなって生成と消失を繰り返している高エネルギー電子がどのようにして生まれてくるのか、そして宇宙嵐はどのように発達するのかを明らかにする。
打ち上げ日時は:2016年12月20日(火)20時00分
で、もう4年半前に打ち上げられていました
観測結果がどう出たのか、上の動画は観測結果にもとずく想像図なのか、辺りが気になります
調べます
以上、お付き合い頂き、誠にありがとう御座いました
感謝です