オゾン全量シリーズはオゾン全量に季節性振動が見られる所から、OTT/FRD/KOU付近(西経60°付近)におけるオゾン全量と北方磁場強度の季節性振動を追う事に致しました
OTT ➡ 北緯45.4°、西経75.6°
FRD ➡ 北緯38.2°、西経77.4°
KOU ➡ 北緯5.2°、 西経52.7°
であり、西経60°を基準線に選んだ次第です
お付き合い頂ければ幸いです
[気象庁 | 月平均オゾン全量の世界分布図]から目視によりデータを拾っています
オゾン全量は2ヶ月前の値が公開ですので、最終月は2ヶ月前と同じ値を使っています
今月から北緯45°を加えました、OTTとFRD対応です
図1:西経60°にて北緯45°,北緯30°,赤道0°,南緯30°のオゾン全量
N45°>N30°>S30°>E0°となっています
N45°のピークは冬〜春にかけて、年1回振動、
N30°のピークは春、年1回振動、
S30°のピークは夏〜秋にかけて、年1回振動、
E0°は年2回振動、
しているように見えます
図1の赤道0°におけるオゾン全量変化とKOUにおける磁場強度(最大値-最小値)の相関を調べます(図2の赤道0°オゾン全量は図1より精度を上げています)
図2:
27ヶ月目28ヶ月目を除いて明らかに相似形(同相の)動きをしています
図1の北緯30°におけるオゾン全量変化とFRDにおける磁場強度(最大値-最小値)の相関を調べます
図3:
これは、相関があるとは見えない、です
図1の北緯45°におけるオゾン全量変化とOTTにおける磁場強度(最大値-最小値)の相関を調べます
図4:
これは少し相関が見えます、相関という観点からは、
KOU>OTT>>FRD
でしょう
まとめ:
1.オゾン全量は最大値構成に作用するので、磁場強度の最大値ー最小値ではなく、最大値のみで相関を見てみる必要がありそうです
来月やってみます
2.しかし、図1のオゾン全量が:
北緯45°>北緯30°>南緯30°>赤道0°
となる原因は考えなければなりません
コメントバック
リオ同志(id:ballooon)!
お仕事お忙しい中でのコメント、誠にありがとう御座います、感謝です
>北緯45°は冬-春ピークなんですかΣ(゜゜;)
ですね〜、驚きです
何故でしょう?
>でも図4は、パッと見た感じかなり似ていますね?
はい、OTTですね
>年2回の振動だとすると、赤道オゾンの方が27、28か月目に増えなかった?とも見れますね
難しい所です、何とも、です
図2の赤道0°におけるオゾン全量は北緯45°や30°に比べ精度を上げてありますので、
北緯45°と30°も精度を上げませんと、と考えております
来月のアップに間に合うか、といった所です
以上でした
コメバック終わり
以上、お付き合い頂きありがとう御座いました
感謝です