11月度その16:北方磁場強度シリーズ ➡ ビクトリアVICセットについて、3日間波形スペクトルの結果をまとめる!
ビクトリアVICセットの3日間波形とスペクトルに関するトライアルまとめです
11月の17日から19日3日間で、これは新たに設定しました
まとめとして、24h/12h/8h各成分の強度グラフを抽出しています
お付き合い頂ければ幸いです
1.11月17日から19日までビクトリアVICセット各観測点の3日間波形とスペクトル
図1.1:VICとG18波形
綺麗な逆相です
黒線の最小値ピークの付近で、オレンジが最小値を付けています
VICのみがG18Wとの組み合わせ、他観測点はすべてG16Eとの組み合わせとなります
図1.2:VICスペクトル
図2.1:MEAとG16波形
黒線の最小値ピークの付近で、オレンジが最小値を付けています
逆相、ですね!
図2.2:MEAスペクトル
図3.1:FCCとG16波形
FCCの第1ピークはマジェンタなので、最大値観測時間帯+0.5hの所に黒線を出しています
結果、オレンジ凸部分に黒線が来ています
図3.2:FCCスペクトル
何と、12hスペクトルが最も強い輝線となりました
図4.1:BLCとG16波形
BLCの第1ピークはマジェンタでしたので、最大値観測時刻に黒線を設定しています
図4.2:BLCスペクトル
BLCの3日間波形は乱れているので72h成分がかなり強く出ています
図5.1:CBBとG16
CBBの第1ピークは最小値なので、最小値観測時刻に黒線を合わせていますが、
ドンピシャです
図5.2:CBBスペクトル
2.ビクトリアVICセット各観測点の24h/12h/8h成分のグラフを取る
図6:24h成分強度比較
図7:12h成分強度比較
図8:8h成分強度比較
図6〜8を共通Y軸で表示すれば、
図9:24h/12h/8h成分を共通Y軸表示
考察:
図9はオタワOTTセットと比べ、かなり信号強度が弱い
但し、オタワOTTセットと今回のビクトリアVICセットでは観測日が異なるので、何とも言えない
3日間の波形とスペクトル解析は、10観測点すべてを同時(同じ日付)で測定した方が面白そうだ!
コメントバック
リオ同志(id:ballooon)!
コメントありがとう御座います、感謝です!
>波形とスペクトルも測定したのですね(*^^)?ふふふ
ふふふのふ!
まぁ事前準備、という訳ですワ
>オーロラ帯のFCCは12hが一番に!?
はい、今月測定したオタワOTTセットとは観測日付が違うのですが、
12h成分が7最も強く出るのはFCCだけではないか、と思います
>BLCは波形が磁気嵐状態ですもんね?72hが増えますよね?
はい、仰る通りです
>10か所一気ですから、ゆっくり記事にしてくださいね~?
あッ3年間の観測ではなく3日間の観測10ヶ所ですから、
それほど負荷は重くないのです
もちろん、ゆっくりノンビリやります
以上でした
コメバック終わり
尚、地磁気データはカナダ地磁気データさん [Digital Data from Canadian Magnetic observatories] からダウンロード、
GOESデータはNOAAさん [GOES Magnetometer | NOAA / NWS Space Weather Prediction Center] からダウンロードしています
ここに皆々さま方に深く感謝申し上げます
以上、お付き合い頂き、誠にありがとう御座いました
感謝です