12月度その1:オゾン全量シリーズ ➡ 北半球高緯度カナダのオゾン全量を追う!
オゾン全量シリーズと名付けた新しいシリーズを続けています
何しろオゾン全量データのアップが早い!
2ヶ月前のオゾン全量世界マップが気象庁さんから公開されるのですが、12月1日早朝(恐らく午前零時過ぎ)には既に10月オゾン全量世界マップが公開されていました!
これからオゾン全量シリーズを「月始めその1」に持って来る事とします
北半球高緯度のカナダにおいては、オゾン全量が冬場に極めて多くなる
これが冬場にオーロラが多発する一因となっているのだろうか?
これを検証するために、まずは毎月のオゾン全量データを取ろう、という事です
現在、オーロラ帯の真夜中12時頃にオーロラが多発する原因は、夜間に広がるプラズマシートにおける磁気リコネクション・プラズマ爆発によるものである、が結論です
そしてオーロラ帯に属する観測点ではLT午後にマジェンタ最大第1ピークを迎える訳ですが、これはオゾン全量が原因だろう、と思っています
冬場に数値が大となるオゾン全量はオーロラ多発と関係はあるのか?を考察してゆきたい、と考えております
お付き合い頂ければ幸いです
データは気象庁さんの⬇これです 気象庁 | 月平均オゾン全量の世界分布図
オゾンデータは2ヶ月前が最新です
図1:2023年10月の月平均オゾン全量・世界マップ
上図1よりカナダ北部2点に絞って、目視により数値を読み取っています
カナダ北部2点とは、北緯60°西経60°と北緯60°西経90°の2点です
図1の例で、数値を読み取りますと、2点におけるオゾン全量は:
北緯60°西経60°:(310+280)/2 = 295 空色なので
北緯60°西経90°:(310+280)/2 = 295 空色なので
となります
これを2023年2月から10月までグラフ化したものが、
図2:カナダ2点のオゾン全量の変化
こうなります
1月は高緯度データが入っていなかったので、2月からとしました
北半球高緯度冬場のオゾン全量は非常に多いのですが、それが春から夏になると急激に減少する(線形に減少する!)様子が分かります
何故、オゾン全量は北半球冬場に多いのでしょうか?そして、こうも綺麗に春から夏にかけて線形減少するのでしょうか?
9月まで減少しました、10月は底を打ちました!
その辺りを、これからオゾン全量シリーズとして、追ってゆく事になります
2−3年程度は追って行く(グラフ化する)予定です
そして、これが冬場のオーロラ多発と関係があるのか?の考察です
現時点ではオゾン全量とオーロラ多発にどのような相関があるのかは、全く検討が付きません!
コメントバック
リオ同志(id:ballooon)!
コメント並びにサンタきんちゃ君、誠にありがとう御座いました
感謝です
>きんちゃ君、かわいい(๑˃̵ᴗ˂̵)و
>今日の疲れが吹っ飛びました(*^^)
あッ、、、なんだかこちらが恐縮してしまいます!
でも、世界遺産との対比が面白い、いいですよ!
最近のきんちゃ君以外のブログアイコンは、すべて世界遺産なのです
>10月!やっと止まりましたね?11月は上がりそうな気配ですね~☆楽しみです!
全く、です
3年分くらいは取りたいな〜、と考えています
ではでは、
コメバック終わり
以上、お付き合い頂きまして、ありがとう御座いました
感謝です!