12月度その28:柿岡 K-index・磁気嵐シリーズ ➡ 12月18日UT柿岡で磁気嵐K-index=6を観測、G16の各流束グラフとG16&G18地磁気グラフを取る!!
12月18日に柿岡で、K-index = 6 を観測しました!
そこで、12月15日から18日まで4日間、
G16X線流束、G16電子流束、G16陽子流束をグラフ化し、
G16&G18とBOUの地磁気変動グラフを取りました
磁気嵐時の地磁気変動は似ているので、今回は、G16&G18とコロラド・ボルダーBOU(中緯度の代表)のみを提示します
お付き合い頂ければ幸いです m(_ _)m
図1:2023年12月15日から18日UTを含む、柿岡KAK_K-index
18日UTにシッカリとK-index=6です
以下、2023年12月15日から18日UTでG16が観測したX線流束と陽子流束と電子流束
図2−1:X線流束
1日前の12月14日X線流束を示せば、
図2−2:12月14日から12月17日までのG16_X線流速
12月14日に強いX線スパイクが発生しています
これが今回12月17日のK-index=5と18日のK-index=6原因と思われます
図3:電子流束
G16_LT00時にG16は地球に遮蔽されるので、電子流束は最小値を観測しています
図4:陽子流束
陽子流束はG16が真夜中LT00時の位置に来ても、地球に隠蔽されない状態が続いています
17日UTの真夜中LT00時でも、減少しません
図5:G16とG18の地磁気変動グラフ
参考程度ですが、図5のG16&G18と似ている、と言えば似ている?
まとめ:
磁気嵐時の陽子流束が、G16LT00で地球に隠蔽されるのかどうか?
を見てゆきたい、と考えています
あと、電子流束が隠蔽される事はあるのか?もです(電子流束に関しては現時点まで隠蔽されたケースは無い、と思います、必ずG16LT00で減少します、地球に隠蔽されています)
以上、お付き合い頂き誠にありがとう御座いました
感謝です