12月度その26:柿岡 KAK k-index・磁気嵐シリーズ ➡ 12月17日UTに柿岡でK-index=5が観測されました、まずは柿岡K-indexとG16の各流束測定グラフです!
12月17日に柿岡で、K-index=5 が観測されました!
そこで、まずは12月14日から17日までの4日間G16の、
X線流束、電子流束、陽子流束をグラフ化します
お付き合い頂ければ幸いです m(_ _)m
図1:2023年12月14日から17日UTを含む、柿岡KAK_k-index
12月17日にかなり(それなり?)の磁気嵐が観測されています
実は、12月14日にX線流束でスパイクが立ったので、2-3日で磁気嵐が来るな?という事は分かっていました、、、
以下、2023年12月14日から17日UTでG16が観測したX線流束と陽子流束と電子流束
図2:X線流束
14日にX線スパイク、15日にも少し立っています
図3:電子流束
電子流束は思っていたより少なかったです
この辺り、X線流束との相関を取っていかねばならないです
それでもG16がLT00時(地球の夜間側に来た時)には電子流束はそれなりに少なくなっていますから、電子流束は地球に遮蔽されている事が分かります
図4:陽子流束
これは凄いです!
G16のLT00時にピークを付けていますから、陽子流束は地球に遮蔽されていません!
G16夜間側で、プラズマシートからプロトンが磁気リコネクションで周り込んで還流している、のでしょうか?
課題:
1.G16が、X線流束のスパイクを検出した後、
2.何時間後に電子流束ピークをG16は迎えるのか?
3.何時間後に陽子流束ピークをG16は迎えるのか?
4.それらは地球に遮蔽されているのか?いないのか?
を複数ケースでまとめたい、です
以上、お付き合い頂き誠にありがとう御座いました
感謝です