5月度その8:カナダ・ビクトリアVICの地磁気振動を追うシリーズ ➡ ビクトリアVICにおける地磁気の日振動を、NOAAオーロラマップと伴に追う!➡変更あり!
カナダ・ビクトリアVICの地磁気振動を追うシリーズ ➡ ビクトリアVICにおける地磁気の日振動を、NOAAオーロラマップと伴に追う!
ビクトリアにおける季節年振動に続いて日振動の観測結果です
日振動は綺麗に出ているのですが、原因が分かりません、北極サイドでの磁力線がどのような形状になっているのかを知りたく(推測したく)、NOAAさんからオーロラ予測マップを取りました
それでも未だ因果関係がよく分かりません、色々考えていますがひとまず日振動の観測結果と、関連する時間帯のNOAAさんオーロラ予測マップを報告致します
お付き合い頂ければ幸いです
地表の磁場強度マップ2020年は:
ESAより地球全体を示せば、
IGRF-13より北極サイドを示せば、
当ブログの磁極逆転モデルは:
1.地球は磁気双極子(棒磁石)による巨大な1ビット・メモリーである
2.この1ビット・メモリーは書き換え可能、外核液体鉄は鉄イオンと電子の乱流プラズマ状態であり、磁力線の凍結が生じ、磁気リコネクションを起こし、磁力線が成長し極性が逆で偶然に充分なエネルギーに達した時に書き換わる
3.従って地球磁極の逆転は偶然の作用であり予測不可でカオスである
当ブログの磁気圏モデルは:
朝方と夕方の地球磁力線モデルとは、
地磁気方向定義とは:
ビクトリアにて最小値が出現した時間順にグラフを、NOAAオーロラ予測マップと伴に提示します
NOAAさんのオーロラ予測マップは動画であって:
Aurora - 30 Minute Forecast | NOAA / NWS Space Weather Prediction Center
にて見れます、そこからスクショで取った画像にコメントを加えて提示しています
図1:まず、X方向(北方向)がUTC18時頃に最小値を示します
この時間帯における太陽と地球の位置関係は、
となっています
18時頃は、地球磁場双極子S極が南中を迎える時刻であり、カナダ北部ピークの位置も近いです
図2:次にUTC19時頃にZ方向(鉛直方向)の磁場強度が最小となります
この時間帯のNOAAマップは示しませんが、X方向(北方向)に遅れること約1時間でZ方向(鉛直方向)が最小値を示します
19時頃は、カナダ北部ピークが南中を迎える時間帯となっています
図3:最後にUTC21時頃にY方向(東方向)磁場強度が最小となります
この時間帯における太陽と地球の位置関係は、
21:00から20:00に変更して示します ⬅ 変更:2021/05/08 07:18
となります、だいたいこの辺りがビクトリア南中時刻となります
20:00〜21:00時頃に、Y方向(東方向)の磁力線が最も弱くなる、という結果です
まとめ:
オーロラベルトの形状予測(要するにオーロラが出現するであろう場所の予測)マップの時間変化を追えば、北極圏における磁力線の形状が分かるだろう、それが地磁気強度の日振動と因果関係を示すだろう、特に北極圏においては、と思いNOAAさんの予測マップを取りました
非常に参考になるマップであると思っていますが、ですが、今ひとつビクトリアにおける地磁気の日振動との因果関係がハッキリしません(分かりません)で、現在、思案中です
以上、お付き合い頂き、誠にありがとう御座いました
感謝です