なぜ地球磁極は逆転するのか?

太陽黒点数/オゾン全数/エルニーニョ/太陽活動と米国日本の地磁気変動を追います!

2024-01-01から1年間の記事一覧

6月度その16:磁気嵐シリーズ ➡ 6月15日UT柿岡でK-index=4と5を観測、GOES衛星とUSGS各観測点の対応に入る!

6月15日UTに柿岡でK-index=4と5を観測しました USGSの観測上限が3日ですのでUSGSに関しては、 6月13/14/15日の3日間(X線は磁気嵐発生の2日前くらいに到着するので)と 6月15/16/17日の3日間(K-index磁気嵐の後で陽子線束が異常上昇する事があるので)…

6月度その15:北方磁場強度と磁気嵐に関係する ➡ 地磁気各観測点の地軸赤道上高度の磁力線高度も求め、マップを作っておこう

リングカレントが地軸赤道上を流れる事が明白となったので、磁気赤道上空(これが最高高度)のみならず、地軸赤道上の高度も求めてマップに記載しました お付き合い下さいますよう、よろしくお願い致します 北磁極は北緯90度から7.3度傾いていますので、計算…

6月度その14:磁気嵐と地磁気変動を考える時 ➡ 電離圏に東から西に向かう電場が存在する理由が私なりに分かりました!

電離圏には東から西へ向かう電場が存在する、について理由が分かりました(私なりにですが、、、) ついてはご説明致したく お付き合い頂けますよう、よろしくお願い申し上げます まず、気象庁さん 地磁気観測所|基礎知識|空中電気 より 地球の大気中には…

6月度その13:磁気嵐と地磁気変動を考える時 ➡ リングカレントとは何かをシッカリ抑えておこう!

赤道環電流(リングカレント)とは何か?どうして発生するのか?発生してどのような影響を及ぼすのか? 等々について、ここで一旦、落ち着いて調べておこうと思います という訳で、本日はリングカレントについて、の勉強です お付き合い頂けますよう、よろし…

6月度その12:北方磁場強度と磁気嵐に関係する ➡ 各観測点の磁力線高度を求めマップを作っておこう

北方磁場強度と磁気嵐に登場する米国と日本の各観測点について、磁気赤道上の磁力線高度マップを作る必要があります その為には、まず地軸座標上における各観測点の位置関係も知る必要があります そこで、本日は最終目標である磁気赤道上の磁力線高度マップ…

6月度その11:北方磁場強度シリーズ ➡ GOES衛星観測と日本地上観測でまとめる!

さて、北方磁場強度の測定再開です ここで北方磁場強度の測定とは、3年間に渡る地磁気強度北方成分の測定です 1日の最大値と最小値を検出し、これを3年間続けます 結果、3年間の最大値最小値の推移がグラフ化されます また、3年間の最大値最小値が観測…

6月度その10:磁気嵐シリーズ ➡ 6月8日/9日/10日と3日間に渡りGOES衛星が観測した異様な陽子線束密度の上昇は何なんだ?! ⬅ 地上観測点にコロラド・ボルダーBOUとプエルトリコ・サンファンSJGとベイセントルイスBSLとグアムGUAを追加

地上観測点にコロラド・ボルダーBOUとプエルトリコ・サンファンSJGとベイセントルイスBSLとグアムGUAを追加しました! 最後の所にあります 6月7日9時から18時まで柿岡で観測されたK-index=4群について昨日、 6月度その9:磁気嵐シリーズ ➡ 磁気嵐レポ…

6月度その9:磁気嵐シリーズ ➡ 磁気嵐レポートは、こんな感じになります!

磁気嵐_発生時における処理シーケンスは次の通りとなります 1.気象庁さん発NICTさん経由で柿岡K-indexグラフが掲示される ここでK-index=4以上が在れば磁気嵐発生の可能性が高い 柿岡K-indexグラフの一番右側1日分24h内にてK-index>=4の磁気嵐が発生した…

6月度その8:北方磁場強度シリーズ ➡ それッ再開!と思いましたが、、、まぁ聞いて下さい、読んで下さい!

北方磁場強度シリーズの再開です! 今回はカナダ観測点が正常に戻ったので、カナダに絞ります と思いカナダ観測点をアクセスしたのですが、 またもやデータアクセス不能! に陥りました ほんの数日前にアクセス出来てデータも更新されている事を確認したばか…

6月度その7:エルニーニョ・シリーズ ➡ 2019年12月より太陽黒点数とエルニーニョ&ラニーニャの相関グラフを取り、ペルー沖の海面温度マップを取る!

気象庁さんからエルニーニョ監視速報が発表されました(6/10) そこで、エルニーニョ南方振動ELSOと太陽黒点数との相関を調べる目的で、2019年12月の太陽黒点数から現在(2024年5月)までの黒点数推移とエルニーニョ・ラニーニャ状態の季節(3ヶ月単位)を合…

6月度その6:バンアレン中間域シリーズ ➡ バンアレン内帯と外帯の中間域における磁力線を調べよう!

バンアレン内帯と外帯との間の中間域は、荷電粒子数が少なく従ってジャイロ運動による磁場強度減衰効果が少なく、またオゾン分子による磁場強度増大効果もあり、オーロラを発生させる原因となる空間である この中間域磁力線の着地領域がカナダ北部のオーロラ…

6月度その5:オゾン全量シリーズ ➡ 何故オゾンが重要なのか、それはオーロラ発生に寄与するからであり、ここでまとめておこう

ここでエルニーニョ速報が気象庁さんから発表されるのは6月10日でしょうから、何故オゾンが重要なのか・・・それはオゾンがオーロラ発生に寄与しているからであり、ここでオゾンがオーロラ発生に寄与するメカニズム、をまとめておきます 以前2022年5月17日の…

6月度その4:オゾン全量シリーズ ➡ 北半球高緯度カナダのオゾン全量を追う!

北半球高緯度のカナダにおいては、オゾン全量が冬場に極めて多くなる これが冬場にオーロラが多発する一因となっているのだろうか? これを検証するために、まずは毎月のオゾン全量データを取ろう、という事です 現在、オーロラ帯の真夜中午前0時頃にオーロ…

6月度その3:磁気嵐シリーズ ➡ 6月3日UTに柿岡でK-index=5を観測、G16のX線電子陽子・各流束を測定します!

6月3日21時〜24時UTに柿岡で、K-index=5 が観測されています! そこで、5月31日から6月5日まで5日間、G16(X線流束・電子流束・陽子流束)測定結果をグラフ化しました お付き合い頂ければ幸いです m(_ _)m 図1:2024年5月31日から6月5日UTの柿岡KAK_K-index …

6月度その2:北方磁場強度シリーズ ➡ フーリエ解析を目的とした、6月度の準リアルタイム磁場強度を測定する4日間を決めておきましょう

6月度のエルニーニョ記事を書く前に、準リアルタイム北方磁場強度を測定する4日間を決めておきましょう NICTさん 予報 | 電離圏領域 | 宇宙天気予報 の柿岡K-indexグラフから決定します その前に北方磁場強度測定の経緯をまとめておきます 1.全世界の磁…

6月度その1:太陽黒点数シリーズ ➡ サイクル25開始2019年12月より太陽黒点数推移をグラフ表示、米国NOAAさんグラフも添付!

皆様: お久しぶりです ブログ履歴を見てみたら24年1月1日最後に投稿して、そこで止まっていました 理由は、1月から極めて忙しくなり、かつ、これが凄いストレスの溜まる事案でして、4月をピークに5月中旬まで続きました 現在、この事案はすべて終了し、かつ…

1月度その1:オゾン全量シリーズ ➡ 北半球高緯度カナダのオゾン全量を追う!

オゾン全量シリーズと名付けた新しいシリーズを続けています 何しろオゾン全量データのアップが早い! これからオゾン全量シリーズを「月始めその1」に持って来る事とします 北半球高緯度のカナダにおいては、オゾン全量が冬場に極めて多くなる これが冬場…